当事業について

事業実現の意義

社会への波及的効果 ①生産性向上について
経営課題解決にICTを利活用した企業のうち、効果が得られた企業の比率(従業員数300人以下)は、ICTの利活用率では三大都市圏の方が高かったものの、ICTを利活用することによって効果を得ている企業の比率は地方圏の方が高く、いずれにせよ半数を超える割合です。
また「生産性」「経営改革」「人材力」に関する経営課題において、効果を得ている企業が多くなっています。
平成29年版情報通信白書(総務省)

中小企業において、IoT、AI等を経営課題の解決に利活用することで、生産性の向上が大いに期待されています。

テレワーク導入企業の労働生産性は未導入企業の1.6倍
テレワーク導入と一社当たりの労働生産性の推移

<本プロジェクトでの実績>
全社員がテレワーク活用を実践し、生産性向上と残業時間の削減を両立。
テレワークの導入により求人に成功し、テレワークの導入が企業経営にプラスの影響を与えています。

中小企業にテレワークを普及させることで、
・中小企業の働き方改革の推進
・生産性の向上
につながります。

事業による社会への波及的効果

②労働環境と当事業の親和性

中小企業におけるクラウドサービスの利用率:40%
→中小企業380万社のうち、200万社以上(推計値)は未導入

クラウドサービスの利用状況

〈導入した中小企業の現状〉
一部の業務のみで、効果を実感できていない。

理由として考えられるもの
システム活用のための業務領域の定義が不明確。
システムに合わせて業務を調整するだけの基準が無い。

③工数分析テレワークが拓く可能性
業種別では、運輸業(13万社)、製造業(48万社)、建設業(51万社)で導入率が低く、導入しない理由としては、「必要がない」、「情報漏洩」、「スイッチングコスト」などがあります。

生産性評価、業務フロー検証を自社で行うことができる当事業のサービスを導入することで、必要性を認識し、スイッチングコストを上回る投資効果を解消することが可能となります。

例)従来業務の見直しと、それにかかる工数分析テレワークに適応した人事戦略が拓く新たな可能性
従来業務からワクスマ導入の効果
④中小企業のテレワーク導入の現状

多様な業種・業態があり、どこも「人材不足」に悩むなか、ワークスマイルラボではテレワークの導入によって採用が成功しており、テレワークの導入が企業経営にプラスの影響を与えていることは明らかです。しかしながら、中小企業では依然として、導入が進んでいません。

テレワーク導入状況
〈テレワークを導入する企業の割合〉13.9%(大企業含む)
〈導入している企業の形態の割合〉モバイルワーク:56.4%
〈テレワークの主な導入目的〉①勤務者の通勤時間の削減:54.1% ②定型的業務の効率性:46.4%
〈導入に対する効果〉「非常に効果があった」または「ある程度効果があった」:81.8%
〈導入しない理由〉テレワークに適した仕事がないから:73.7%

職種 テレワークを活用した主な業務・作業内容
事務系 受注入力,売上入力,発注,KPI入力,仕入れ値訂正,請求書入力,経理業務全般
営業系 見積もり作成,プレゼン資料作成,提案資料作成,KPI入力,日報作成
クリエイティブ 資料作成,WEBデザイン,プログラミング,デザイン
SE系 リモートサポート,遠隔設定作業,ネットワーク機器の保守作業
その他 SNS更新,制度更新作業,各種申請書作成

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